天王寺駐在所(警官の条件/佐々木譲)
天王寺駐在所
谷中霊園に向かったのは、偶然のことではありませんでした。佐々木譲の警察小説「警官の条件」を読んで、東京23区内に一つしかないという駐在所を見ておきたいという気持ちが強かったからです。
叔父は、駅を出ると、すぐ左手にある階段に向かった。この小さな坂の上に谷中墓地が広がっているのだ。サクラの並木道を抜けると、やがて天王寺駐在所の前に出る。
(佐々木譲/警官の条件より)
この情報をもとに天王寺駐在所を探し、谷中霊園を見つけたのです。佐々木譲と徳川慶喜に導かれ、私は、日光の旅に出たのです。
2017-12-22 06:31
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