SSブログ

米タワーレコード倒産とマイスペース

米タワーレコードが2度目の破産申請を行ったようだ。既存の89店舗は営業を継続し、身売り先を探し、経営の再建を目指すらしい。

iPodなどによって音楽のインターネット配信が急速に普及したため、CD販売が低迷していたのが原因らしい。日本のタワーレコードはすでに独立していたので影響がないらしいが、この流れには逆らえそうにないと思う。

私のCDはとてもタワーレコードになんて置いてもらえないけれど、神山さんのご厚意により「K2 RECORDS難波店」に置かしてもらっているだけに、とても他人事ではすまされない。

アナログ時代はそれこそジャケットを舐めるように観、そして人の知らないような曲を聴くのが楽しみだったのだが、今はそんな人も減り、ヒット曲だけをダウンロードして、それこそ音楽は使い捨ての時代に入ったのであろうか。

そんな動きを助長させているメジャー・レーベルやメディア、流通システムに愛想を尽かし、数々の大物ミュージシャン達も自分のレーベルを立ち上げ、HPで告知し、自分の創りたい曲をコアなファン達にone to oneで販売している。あのピーター・ハミルでさえ自分で梱包、発送をしているらしい。

そんななか、 米国中のガレージバンドは、自分たちの曲をかけなくなったラジオを離れ、若者たちに人気のソーシャルネットワーク・サイト『マイスペース』に活動の場を移している。

サイトを運営する米マイスペース・ベンチャーズ社によると、レーベルと契約していないアマチュアから国際的なロックスターまで、あらゆるタイプのアーティスト24万組以上が、売り込みやファン獲得の手段としてマイスペースを利用しているという。
アーティストたちは、マイスペースを使って大規模なソーシャルネットワークを築き、ライブ予定やCD発売についての情報を広めている。

アーティストとしては、ネットを活用し、ソーシャルネットワークをどう構築するのかが鍵になってくる。考えようによってはこれは大きなチャンスなのかもしれない。

その『マイスペース』が日本上陸のきざしがあり、私もその一角に潜り込めたらと密かに期待しているのである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0