セルジオ・メンデス&ブラジル’66「マシュ・ケ・ナダ」
夏の暑さを吹き飛ばすには、ブラジル音楽に限る。起き抜けの一発目は、セルジオ・メンデスとブラジル’66の「マシュ・ケ・ナダ」だ!ジョルジ・ベンの作品でありますが、1966年に、セルジオ・メンデスが、アメリカで録音、ガヴァーすることによって、世界的に大ヒットすることになりました。「マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)」は当時のサンパウロの流行り言葉で「なぁどうだい?」「なんてこった」「勘弁してくれよ」等々の意味です。ブラジル’65のヴォーカル、ワンダ・サーからブラジル’66のラニ・ホールへと移行することにより、ボサからよりポップに変化しました。個人的にはワンダ・サーの方が好みなのですが…。ジョルジ・ベンの「マシュ・ケ・ナダ」は、より黒っぽくて素敵です。歌詞にある通り、このサンバはマラカトゥのサンバ、黒いおじいさんのサンバなのです。セネガルの神を讃える言葉である「オ アリア アイオ オバ オバ オバ」と流れるだけで、暑さなんか吹っ飛びます。
Sergio Mendes & Brasil 66 - Mas que nada
2017-07-21 06:03
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