ライ・クーダー&タジ・マハール 60年ぶりのコラボ作
ライ・クーダー(Ry Cooder)の新作は、タジ・マハール(Taj Mahal)との約60年ぶりのコラボレーション・アルバム。
初めて共演してから約60年後、長年の友人でありコラボレーターでもある2人は、彼らが生涯にわたって影響を受けてきたピードモント・ブルースの巨匠の音楽を収録したアルバムで再会。タイトルは『GET ON BOARD: THE SONGS OF SONNY TERRY & BROWNIE MCGHEE』で海外にて4月22日に発売されます。リリース元はNonesuch Records。
アルバムではタジ・マハールがヴォーカル、ハーモニカ、ギター、ピアノを担当し、ライ・クーダーがヴォーカル、ギター、マンドリン、バンジョーを担当。さらにジョアキム・クーダーがドラムとベースで参加したこのアルバムには、二人がティーンエイジャーの頃にカリフォルニアで初めて聴いたサニー・テリー&ブラウニー・マギー(Sonny Terry & Brownie McGhee)のレコーディングやライヴから選んだ11曲を録音しました。
タジ・マハールとライ・クーダーは、1965年にクーダーがまだ17歳のときにライジング・サンズ(The Rising Sons)を結成しました。Columbia Recordsと契約しましたが、アルバムは発売されず、1年後には解散しました。1960年代のレコーディング・セッションは、広くブートレッグが出回っていましたが、1992年にようやく公式に発表されています。
今回の『GET ON BOARD』は、タジ・マハールとライ・クーダーがそれ以来、一緒にレコーディングした初めての作品です。
このアルバムから「Hooray Hooray」のミュージックビデオと、アルバム・メイキング映像が公開されています。
2022-02-04 06:04
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