「カエターノ・ヴェローゾ／ノイチス・ド・ノルチ：ライヴ〜北の熱い夜」

昨日は、病院だった。
M先生に「最近、創作意欲が沸き上がってきて、薬を飲んでも３時間も眠れなくて、とてもハイな気分になってきていて、ちょっと心配です」と相談すると「私との受け答えから判断すると、統合失調症が悪化しているのではなく、アーティーストとして、自然な状態ではありませんかね〜、しかし、これがそのまま続くと、もしかしたら・・・、と、言うこともありえないかもしれませんので、その時は早めに診察に来てください」と言われ、おおむね心配することはないのではないかと思い、すこし安心した。

そして、先日、大江さんと会う約束をしていてたのだが、ちょうどタイミングよく携帯がかかってきて「午前中に入稿すましてもうたから、今日は家に来てもうて、タケちゃんに参考になるDVDが、あるから弁当でも食べて観ようや」と言われ、八戸ノ里でも有名な揚げ物屋さんの弁当をおごってもらったかわりに、ビールをさしいれして、月曜の午後にもかかわらず、優雅にビールを飲みながらDVD鑑賞！

まずは、
「ロス・スーパー・セブン」カント・ライヴ [DVD]を鑑賞。
これは、ロス・ロボスを中心とした、世界のラテン・ミュージシャンによるスーパー・コラボレーションのニューヨーク・ライブだが、カエターノ・ヴェローゾは、時間的な都合で参加できず、スタジオ録音の映像のみで、すこし残念！


まさにラテンのノリです！


カエターノのスタジオ録音風景に感動！

「やっぱりタケちゃんにはカエターノのほうがええか？」と言うことで、

「カエターノ・ヴェローゾ／ノイチス・ド・ノルチ：ライヴ〜北の熱い夜(DVD)」を鑑賞！


これには、ビックリ！

リズム隊が、ドラムとパーカッションが４人の計５人、すごいリズムです。
まずは、カエターノならではの解釈のアフリカンミュージックの楽曲が続きます。
そして、カエターノの弾き語りをはさんで、こんどはロック！
「あれ！タケちゃんこのアルバム持ってなかったっけ？」
「いつ、リリースですか？」
「２００１年、DVDは２００２年」
「ボクが、東京にいたころで、音楽どころではなかったし、その後、帰って来てから５年も入退院してたじゃないですか、それに他人の音楽を楽しんで聴けるようになったのは、ごく、最近のことと言ってたじゃないですか？」
「ああ、そういえば、『リーブロ Livro」』以来『Ce」（セー）』まで、聴いてなかってって言ってたな、いかにして、カエターノがロックに行き着いたかようわかるやろ。しかし、あんだけどん欲にジャンルにこだわらず音楽聴きまくってたのに大変やったな。しかし、それはタケちゃんの音楽に影響を与えて独自の世界をつくりあげてんで、まあ、また音楽聴けるようになってよかったやん！」

このあたりのことは、以下の記事を読んでください！
２００６／１１／８「カエターノ・ヴェローゾ」
http://kosei-takemura.blog.so-net.ne.jp/2006-11-08
７／１６カエターノ・ヴェローゾ『Zii e Zie ジー・イ・ジー』
http://kosei-takemura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-16


＊トロピカリズモの創始者、カエターノ・ヴェローゾのライブの模様を収録した作品。２００２年２月にリリースされたアルバム「ノイチス・ド・ノルチ：ライヴ〜北の熱い夜」収録曲を中心としたナンバーを披露。
【収録内容】
1:トゥー・ナイラ・フィフティ・コボ
2:シュガー・ケーン・フィールズ・フォーエヴァー
3:ノイチス・ド・ノルチ
4:５月１３日
5:ズンビ
6:ハイチ
7:最後のロマンチスト
8:コブラ・コラル
9:コモ・ウマ・オンダ
10:ミマーレ・ヴォセ
11:アラサー・ブルー（青い果実）
12:エスカンダロ（スキャンダル）
13:メニーノ・デウス
14:マグレリーニャ
15:ロックン・ハウル
16:ゼラ・ア・ヘーザ
17:ドン・ヂ・イルヂール
18:タピーニャ
19:カミーニョス・クルザードス（十字路）
20:チグレーザ
21:トレイン・ダス・コーリス（色彩の列車）
22:サマー・サンバ
23:ガタス・エストラオルヂナーリアス
24:リングア
25:カジュイーナ
26:ジュンチ（人々）
27:トロピカリア
28:エウ・イ・ア・ブリーザ（私とそよ風）