娘の夫はアルカイダ幹部

９／１２の毎日新聞の社会面に気になる記事が載っていた。
それは、アルジェリア人と結婚した娘を持つご両親の話である。
娘さんは、カナダ留学時に「向こうの人と結婚する」と宣言し、アイルランドのダブリンへ旅立った。

その後、００年１月にロサンゼルス空港を爆破しようとしたテロ未遂事件に関与したとしてアイルランド警察当局に逮捕されたが、証拠不十分で釈放後、行方不明だが、FBIなどは爆弾製造の専門家とみて行方を追っている。

「娘の夫がテロ組織のメンバーなんて」。年老いたご両親は、娘の夫の逮捕を報じた英国の新聞記事を手に言葉を失った。

今でも時折、娘と電話で話す。夫の素性を知ったことは、娘には言えない。親子の縁がきれそうな気がするからだ。

アルカイダなんて遠い中東の話だと考えていたが、日本もイラクへ派兵してしまったわけで、無関係とは言い切れない。

FBIなどは、日本でのテロの可能性も否定できないとして、このご両親の娘さんも含め、日本の人脈解明へ捜査にのりだしているらしい。