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おかんが無気肺に

先週おかんの病院の主治医から呼び出され、おかんの病状についての説明があった。レントゲンフィルムを何枚も見せられ、無気肺であるとの説明であった。白くなった片肺を見せられ、片一方の肺で息ができていないんだと言われた。月曜日のおかんとのリモート面会は、関西テレビも取材する予定だったが、ドクターストップでカメラは入れないことに。病院の玄関まで撮影された私が見たおかんは、青白く、弱々しく、ただ私の存在だけはわかっているようであった。危機を予感していた私は、せめておかんの映像をテレビカメラに収めたかったという自分の意思が浅はかであったことを知る。こんなおかんを撮影したら虐待である。主治医はそれが分かっていてストップをかけてくれたんだと思うと、急に自分のことが恥ずかしくなった。おかんは懸命に頑張っている。私のために生きようと頑張ってくれている。
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