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ゲンスブールと女たち

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かつて東京に住んでいたときに「歌手は浮き名を流さなくてはならないから大変よ」と言われたことがあった。そう、ゲンスブールに憧れていて、なれると思っていた時期のことである。フランス・ギャルを手始めにブリジット・バルドー、ジェーン・パーキンと美女を次々と曲と詩を武器に毒牙にかけていく。まさにアーティストジゴロの鳴りの果ての物語である。もはや檀一雄かセルジュ・ゲンスブールかという感じなのである。そんなゲンスブールは人に提供する曲は売れるのに自分が歌うと評価されないのが悩みだったが、晩年、ジッポ とジタンとサングラスで若い世代に大受けするのである。まさにツイテイル男の物語である。シャンソンがロックしていた。
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